スティーヴィー・レイ・ヴォーンとタックスマン(リボルバー)

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タックスマンは、ジョージ・ハリスンによるナンバーで、あのアルバム・リボルバーに収録されたものです。

ジョージ作品の中にあっても、傑作と呼んでいい1曲だと、私は思っています。
また、このタックスマンが貴重なのは、ビートルズのアルバム、その冒頭を飾ったものであること。

ビートルズのアルバムで、ジョージの作品が1曲目に取り上げられたことは、画期的だったのではないでしょうか。

今回は、そのタックスマンについて、ちょっと雑感を書いてみたいと思います。
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RIP Jack Bruce ジョージ・ハリスンとも交流のあった天才ベーシスト

Farewell Cream
ジョージ・ハリスンといえば、エリック・クラプトンとの友情が、あまりにも有名ですが、そのクラプトンと共にクリームに在籍していたのがジャック・ブルース。

元来、チェロを専門にしていたジャック・ブルースは、クラシックの素養を磨きつつも、ベースプレイに独自の奏法を生み出し、ロック史に偉大な足跡を残すこととなります。

また、ベースを弾きながらのかみつくようなボーカルは、ものすごいインパクトを世界中に与えました。

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ビートルズとスカウス

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日本にも各地に、それぞれの言葉がありますが、イギリスでは、リバプールの人々が話す言葉を「スカウス」と呼んでいます。

いわゆる「リバプールなまり」というやつですね。

その言葉を話す人々、生粋のリバプールっ子を「スカウサー」と言っています。

一般的には、ビートルズの中で、最もスカウサーの味わいが残っていたのは、ジョージ・ハリスンだとされているようです。
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賛否両論あったジョン・レノンのマインド・ゲームス

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1973年に発表されたジョン・レノンのアルバム「マインド・ゲームス:Mind Games」に関しては、その評価がかなり分かれていたようです。

ジョンの近くにいた人々の中でも、好き嫌いが割れているようで、あくまで世間の評判という点では、傑作!とは言われていない作品かと思います。

しかし、このアルバムに否定的な人々も、単体の作品としては優れたものがある・・・ということは認めています。

印象的なものは、やはりアルバムのタイトルにもなった冒頭の1曲、マインドゲームスでしょうか。
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ビートルズの赤盤と青盤そしてリバプール

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ビートルズのベストアルバム、一般的には、「赤盤」、「青盤」と呼ばれているものがありますね。

このふたつの作品は、単なるベスト・アルバムというだけでは勿体ないようなものであり、曲のセレクトもお洒落だと思います。

さて、この赤と青・・・。
ちょっとした意味があることをご存知でしょうか?

ビートルズ出身の地、リバプールを考えたとき、その答えが見えて来るように、私は思っています。
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ビートルズの外に生まれ始めた新しい息吹

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ビートルズが、音楽界に与えた影響は、「多大」という言葉では表現し難いものがあると思います。

明らかにビートルズの登場により、音楽シーンは、大きな変化を遂げ、後世においても、その種子は増え続けるばかり。

さて、今回は、ちょっと視点を逆さまにして、では、ビートルズに影響を与えた後発組はいないのか?という点について、少し書いてみたいと思います。
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牧歌的世界と孤独感 マザー・ネイチャーズ・サン

The Beatles
ホワイトアルバムの収録曲である「マザー・ネイチャーズ・サン:Mother Nature’s Son」は、実にポールらしい曲想だと思います。

牧歌的な風景が、自然に浮かんでくるような世界観。

サウンド面でも、歌詞の内容的にも、ポールのオリジナリティーがあふれる作品ではないでしょうか。

静かな曲ではありますが、何と申しますか、人々の潜在意識を刺激する不思議なパワーをも持っている作品だと感じます。
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ジョージ・ハリスンが参加した覆面バンド トラヴェリング・ウィルベリーズ

ジョージ・ハリスンが参加した覆面バンド トラヴェリング・ウィルベリーズ
ロックシーンに、何とも不可思議なバンドが登場したのは、1988年のこと。

その名も、トラヴェリング・ウィルベリーズ。

ウィルベリーという姓を持つ人々によるバンドというコンセプトで、本名は明かされず、アルバムジャケットの写真でも、サングラスで、顔を隠しています。

しかしながらー!そのサウンド、アレンジ、曲想、詩を見聞きすれば、すぐに本人が特定できてしまうという、これまた不思議?ユーモラスな存在でもありました。

何せ、このバンドのメンバーは、大物にして個性派揃い。

ジョージ・ハリスン
ジェフ・リン
ボブ・ディラン
トム・ペティ
ロイ・オービソン
といった顔ぶれだったのです。

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なぜに覆面だったかというと、一番の理由は、メンバーが所属するレコード会社が、それぞれ異なっていたことがあげられます。

そういった事情もあり、レコード会社としても、プロモートはしていませんが、当然の如く、噂は世界中に広まり、セールス的にも成功を収めています。

また、曲の出来映えも評価が高いと言っていいでしょう。

さて、覆面・・・だと言っても、すぐに誰が参加し、歌っているか?などなど、判明してしまうのは、たとえば、ボブ・ディランならば、声や歌のフレーズを聴いただけで、ファンならば、ほんの数秒で分かってしまいますよね。

Tweeter And The Monkey Manなどは、もう完璧にディラン節だと思います。

このトラヴェリング・ウィルベリーズ結成にあたっては、やはりジョージ・ハリスンが、実現させたと考えてよさそうです。

当時、ジョージは、自身の作品をシングルで発売するにあたり、B面となる曲を録音する作業があったとのこと。

一緒に食事をしていたジェフ・リン、ロイ・オービソンと共に、預けてあったギターを取りに、トム・ペティ宅を訪問、その際にトム・ペティーにも参加を頼み、スタジオは、ボブ・ディランに借りるようになっていたそうです。

ジョージは、その場で、ボブ・ディランをも口説き、参加してもらうことに成功したとも。

ただ、出来上がった曲が素晴らしいもので、「このメンバーでアルバムを出してみないか?」という話に至ったようです。

それにしても、ここまで良く分かるメンバーであるのに、サングラスで、顔を隠しているところが、実にユーモラスでいいですね。

ある意味、ジョージが音楽を満喫、楽しんでいた一時期だと言ってもいいと思います。