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ジェフ・ベックとビートルズ

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ジェフ・ベックといえば、究極のギター小僧!と申しますか、とにかくギターで表現できることは、何でもやってしまう!というイメージがあります。

もう、本当に人生そのものがギターなんでしょうね。

このジェフ・ベックとビートルズ・・・というと、あまり関係性を感じない方々もいらっしゃると思うのですが、そんなことはありません。

おそらく、ジェフ・ベックは、ビートルズがお気に入りなのだと、私は確信しています。

もう、随分と昔のことなので、いつ頃だったか?は、記憶が曖昧なのですが、とある音楽雑誌でジェフ・ベックが、ビートルズについて語っている記事を読んだことがあります。

また実際にジェフ・ベックは、1975年にリリースしたアルバム『ブロウ・バイ・ブロウ(Blow by Blow)』に、ビートルズのカバー、『シーズ・ア・ウーマン(She's a Woman)』を収録しています。

JeffBeck_BlowByBlow

かなり早い時期に、ビートルズのカバーを取り上げていた事実があるわけですが、後年にもジェフ・ベックは、ビートルズのカバーを演奏しています。

その曲は、何と!あの名盤サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドからのセレクト。
しかも、あのアルバムの中でも異彩を放つ、ア・デイ・イン・ザ・ライフをインストロメンタルで演奏しています。

ア・デイ・イン・ザ・ライフは、曲中で、オーケストラのすべての楽器が持つ、最高音まで上昇していってはじける!という演出をしている実験的な要素を含んでいますが、ジェフ・ベックは、ギターにおいて、その味わいを表現しています。

実はー!
私こと、ア・デイ・イン・ザ・ライフという曲が大好きで、あの大曲をアコギ一本で弾きたいものだ!と、中学生の頃に考え、自分のレパートリーにしていました。

そうしたら、何ということでしょう。
ジェフ・ベックにもっていかれてしまいました(笑)

でも、ジェフ・バージョンは、インストロ・メンタルだし、全然違う解釈ですが・・・。

名曲がもつパワーを名演奏者が、アレンジして手がける。
こういった現象が起き、新たな命が生まれるのも、音楽が持つ魅力、魔力ではないでしょうか。

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