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Happy Birthday,Greg Lake

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Greg Lake


グレッグ・レイクというミュージシャン。
アーティストと言ったほうが適切でしょうか。
私の音楽体験の中でも、特別な存在である一人です。
今日、11月10日は、そんなグレッグ・レイクの誕生日。

ハッピー・バースデー!

グレッグ・レイクは、1947年生まれですので、存命であれば71歳ということになります。

1960年代から音楽シーンに登場したグレッグ・レイク。
ロック史に残る偉大なバンドに所属をしていましたが、特に有名なのはキング・クリムゾン、そしてエマーソン・レイク&パーマーだと言っていいと思います。

基本的にはベーシストでありボーカリストではありますが、ギターを担当することもありました。
高い音楽性は、広く知られており、多彩な才能を持っていた人ですが、私の中では、とても良い声のボーカリストだ!というイメージが強くあります。

ビートルズとの関連性でいえば、まず思い出すのは、キング・クリムゾンとしてのファーストアルバムとなった『In The Court Of The Crimson King(邦題:クリムゾン・キングの宮殿)』ですね。
彼等にとってデビューアルバムにあたるこの作品は、1969年10月10日にリリースされています。
実質的に、ビートルズのラストアルバムとなったアビイロードがリリースされたのは、その前月にあたる1969年9月26日。

アビイロードは、もとより名盤中の名盤ですが、キング・クリムゾンのファーストアルバムは、世界を驚愕させます。
当時、よく言われていたのは、「あのビートルズのアビイロードをチャート1位から蹴落とした作品」ということでした。

このことには異論を唱える向きもありますが、いずれにしても、それくらい凄いアルバムだった。

グレッグ・レイクは、キング・クリムゾンのセカンドアルバムまで在籍をしていますが、1970年にはELPとも呼ばれるエマーソン・レイク&パーマーを結成し、70年代のロックシーンをリードしていきます。
残された名演、名盤の数々。

ビートルズが解散に至るという時期において、アルバムコンセプトが斬新で、しかも畏るべき演奏技術をメンバー達が持っていたという点において、キング・クリムゾンもエマーソン・レイク&パーマーも、音楽史に新しいページを刻んだと言っていいでしょう。

さらに、ビートルズとの接点に触れてみますと、2001年に行われたリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドのアメリカ・ツアーに参加もしています。
この際には、「クリムゾン・キングの宮殿」と「ラッキー・マン」を披露しています。

キング・クリムゾンのオリジナルメンバーであったことは、長くロック史にその名が刻まれるだろうし、ELPが70年代にどれだけの人気を誇ったか。
それを思うとき、改めて、グレッグ・レイクの功績を実感します。

今日は誕生日。
重ねて、おめでとう!と、言いたいですね。

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