1963年に、プリーズ・プリーズ・ミー、ウィズ・ザ・ビートルズという2枚のアルバムを発表したビートルズは、文字通り世界のスターダムへとのし上がっていきました。
その勢いを更に加速させ、ミュージックシーンに不動の地位を築くこととなったのが、今回ご紹介するA Hard Day's Night(ア・ハード・デイズ・ナイト)ではないでしょうか。
ビートルズ、第3作目となるオリジナルアルバムです。
ア・ハード・デイズ・ナイトが発表されたのは、1964年7月10日のことで、このテーマ(標題)は、リンゴ・スターがつぶやいた言葉にジョン・レノンとポール・マッカートニーが反応し、「それで行こう!」というような雰囲気で決まったとも伝えられています。
リンゴとしては、「急がしい一日で、もうくたくただよ」ということをつぶやいたとされています。
このアルバムは、ビートルズ初の映画主演作のサウンドトラック盤でもあります。
このアルバムが発表される頃には、いわゆるヒットチャートをビートルズナンバーが埋め尽くすような勢いであり、時代の寵児とも呼べるような時期だったかと思います。
ア・ハード・デイズ・ナイトは、1曲、1曲にも実に味わいがありますね。
そのへんのところについは、これから大切にひとつずつしたためていきたいと思っています。