今日、10月25日は、天才ベーシスト、ジャック・ブルースの命日にあたります。
ジャック・ブルースが生きた歳月は、1943年5月14日-2014年10月25日。
亡くなって2年が経ちましたが、私としては、いまだに信じられない思いでおります。
天才ベーシストと紹介をいたしましたが、ジャック・ブルースはボーカリストとしても出色しており、ハーモニカやピアノでのプレイも有名だというマルチな面ももっていました。
若き時代には音楽学校へと通い、チェロを専攻していたことも有名です。
クラシックも学んだジャック・ブルースですが、ベースをプレイするにあたり、バッハの影響を受けたとは本人の言葉でした。
また、楽曲づくりの才能にも恵まれ、天才プレイヤーであると同時に優れたアーティストであったと言えるかと思います。
ジャック・ブルースといえば、やはりどうしてもCREAM(クリーム)での活動に触れないわけにはいきません。
1966年-1968年という短い期間ではありましたが、クリームが残した功績は計り知れず、ロック史に偉大な足跡を残したと言っていいでしょう。
まだビートルズが現役であった時代に、クリームのようなプレイスタイルを駆使するトリオが現れたことは奇跡のようにさえ思えます。
私がバンド活動をはじめたのは中学生時代でしたが、プレイヤーという意味で最初に影響を受けたのは、誰あろうジャック・ブルースでした。
そういった意味で、非常に思い入れの強い存在でもあります。
ジャック・ブルース、そしてクリームが世に問うた素晴らしき世界。
ジャックの魂よ永遠に。
R.I.P Jack Bruce.