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ビートルズのはじまり ショッキングだったラヴ・ミー・ドゥ

投稿日:2016-08-20 更新日:

please please me
ビートルズ誕生!
理屈っぽいことを言えば、いつをもってビートルズがはじまったのか?という議論もあることでしょう。
ジョン・レノンとポール・マッカートニーが初めて出会った日も重要な時。
ジョージ・ハリスンの加入、リンゴ・スターのメンバー入りと・・・。

また、ビートルズ!というパッケージが出来上がるには、ブライアン・エプスタインがマネージャーに就いたことも大切な出来事だし、プロデューサーにジョージ・マーティンを迎えたことも大きな出来事でした。
ただ、記録として間違いなく刻まれているのは、ビートルズとして初めてシングル盤を発表したという事実。
それこそ、今回のテーマ、『Love Me Do :ラヴ・ミー・ドゥ 』です。

ラヴ・ミー・ドゥが発表されたのは、1962年10月5日のこと。
前述したように、ビートルズのはじまり・・・については、多々議論のあるところでしょうが、1962年10月5日が、極めて重要な日であることは、揺るがしようのない事実です。

ポールの後日談によれば、ラヴ・ミー・ドゥをレコーディングするにあたり、「誰かハーモニカを吹けないか?」と投げかけたのは、ジョージ・マーティンだったそうです。
ポールも吹けたそうですが、ポール曰く「ジョンのほうが上手だった」。

結果、ジョンの印象的かつエネルギーにあふれたあのハーモニカフレーズが挿入されるのですが、これによって、当初ジョンが歌うはずだったパート部分もポールが歌うことになったそうです。
ポール自身は、ジョンが歌ったほうが良かったとも思っているとか。

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印象的なハーモニカで幕を開けたビートルズ・ワールド。
シンプル且つ力強いビートに、はじけんばかりのエネルギーを予感させるハーモニーを味わうことができます。

なお、このラヴ・ミー・ドゥは、ビートルズのファーストアルバムとなる『Please Please Me : プリーズ・プリーズ・ミー』にも収録されることになります。
面白いことに、ビートルズのメンバー全員が笑顔でジャケットに収まっているのは、後にも先にも、このデビューアルバムのみです。

そういった意味では、このジャケットは貴重だ!と言ってよさそうです。

ビートルズが、世界に放った渾身の一発!
ラヴ・ミー・ドゥこそは、もっともっと大切にされ、歌い継がれていって良い記念碑的作品だと、私は思っています。

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