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今宵の1曲 King Crimson - Larks' Tongues In Aspic, Part Two

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Larks' Tongues in Aspic


クラシック音楽ばかりを聴いて育った幼少時代。
私をロックの道へ導いたのは、誰あろうビートルズでした。
その後の私は、いろいろなアーティストの作品に触れて行くことになります。
衝撃を受けたアーティストもいるし、作品達もあった。
そのひとつが今回取り上げるキング・クリムゾン。

彼等のデビュー・アルバムは、まずそのジャケットからして驚愕でした。
悪い言い方をすれば、ちょっと不気味。
しかし、レコード盤に針を落とせば、驚愕を超えた恐怖のようなものさえ感じさせる音楽世界が待っていた。

彼等が音楽シーンに彗星の如く登場して来たのはビートルズの最晩年で、真偽のほどはともかく、「あのアビーロードをチャート1位から引きずり降ろしたデビュー・アルバム」としてもてはやされました。
確かに、それまでのロックシーンにはなかった世界が展開され、何よりも演奏技術が高く、誰よりも詩的であった。

名実ともにスターとなったキング・クリムゾン。
しかし、リーダー格のロバート・フリップは、徐々に嫌気がさして来ていたようです。
バンドを分解してしまおうかとさえ本気で考えていたようですが、そんな時期に出会ったのが、ドラマー、ビル・ブラフォードのプレイ。
ロバート・フリップにとって、あまりに彼のドラムは衝撃的だったようです。

さて、今宵の1曲は、そんなキング・クリムゾンが放ったアルバムLarks' Tongues in Aspic(邦題:太陽と戦慄)から。
この作品は、とにかくリズムセクションが凄すぎる!
ドラムは、前述したビル・ブラフォード。
ベースは、ジョン・ウェットン。
新生キング・クリムゾンと表現してもよいと思います。

もう昔の話ですが、問題作となった映画に『エマニエル夫人』という作品がありました。
この映画に使われている挿入曲が、キング・クリムゾンのこのナンバーに酷似していて、私は「ぱくりだ!」と思ったものでした。

ちなみに、アルバム『太陽と戦慄』を購入した日のことを私は今でも忘れることが出来ません。
中学生から高校生時代の私は、お小遣いを節約しては、1ヶ月に1回ずつLPアルバムを買っていました。
その日に購入したのは思い切って2枚!
それが、キング・クリムゾンの太陽と戦慄であり、ピンク・フロイドの原子心母でした。
今、思えば、相当重たい作品を2枚同時買いしたことになります。

実は、その翌朝も早い時間、私は具合を悪くし、病院へ連れ込まれ、長期入院を余儀なくされました。
そんな思い出もあるこの作品。
キング・クリムゾンの最高傑作か?といえば、そうではないかもしれない。
ただ、傑出した問題作であることは確かだと私は思います。

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