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ジョン・ウェットンが旅立った日

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John Wetton


ジョン・ウェットンの音楽活動は多岐にわたり、実に多くのバンドにおいて、その足跡を残して来ました。
一般的にお馴染みという意味でいえば、特に有名なのは、キング・クリムゾン、U.K.、エイジアのメンバーとしての活動でありましょう。
偉大なベーシストでありボーカリスト、ソング・ライターでもありました。
そのジョン・ウェットンが帰らぬ人となったのは、4年前の今日、2017年1月31日のこと。

私、個人として、ジョン・ウェットンとの出会いは、キング・クリムゾン時代でした。
まず、アルバム『太陽と戦慄』をLP盤で購入し、その後『レッド』などに触れた思い出。

ジョン・ウェットンが奏でるベースは、ナチュラルな歪みがかかったようなトーンであり、使っている機材の特性もありますが、太い音を出しますね。
ボーカル面でも共通したようなところがあり、低めのトーンであり、ややハスキーがかって哀愁のあるもの。

この日にあたり、彼が関わった幾多の名作から何を取り上げようか?
名演ばかりですので、迷うわけですが、ベースもボーカルも低音が効いていてハスキー、歪み・・・という点、哀愁が漂うもの。
そんな観点で、これをチョイスします。

Fallen Angel

決して派手な曲ではないし、ジョン・ウェットンの代表作と言えるか?は疑問ですが、私はそこはかとなく、この曲が好きです。
静けさと激しさと。
その展開の妙は、素晴らしいですね。

ジョン・ウェットンは天国へと旅立ちましたが、彼が残した作品達は不朽の名作として、これからも生き続ける。
今日、この日にあたり、彼が関わった作品達を流し続けて残った時間を過ごしたいと思います。
安らかに。

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