ビートルズのセカンドアルバムであるウィズ・ザ・ビートルズ。
そのB面2曲目に登場してくるのが『Hold Me Tight(ホールド・ミー・タイト)』。
初期のビートルズらしい、元気を感じさせるラブ・ソングです。
他のナンバーでもビートルズが用いる手法ですが、ホールド・ミー・タイトでも全編に手拍子の音が入っており、それがとてもいいですね。
気持ちがいい。
お馴染み、レノン=マッカートニーによる作品ですが、実質的にはポールのナンバーだと言われています。
手拍子とバックコーラスに乗せて、ポールのボーカルも生き生きとしています。
Hold me tight,tell me I'm the only one
And then I might never be the lonely one
抱きしめてよ!ぼくだけだと言ってほしいな!
そうしたら、寂しさなんて吹っ飛んじゃうよ!
といった感じでしょうか。
若い時代。
ビートルズが更に高い空へと飛翔しようとする時代。
そのエネルギーを象徴するかのようです。
私は、後期におけるナンバー達が、とても好きなのですが、こうしてデビューして間もない時期のビートルズのサウンドには、やっぱりエネルギーがある!
そう実感しています。
本当に、貴重な時代ですね。