自分自身がギターを弾くようになって、いろいろなギタリストのプレイを見聞きしてきました。
その中でも、やはり好みというものはあるもので、何人かは特別な位置を占めるようになります。
デヴィッド・ギルモアもその一人。
今日、3月6日は、そんなデヴィッド・ギルモアの誕生日。
ハッピー・バースデー!
デヴィッド・ギルモアは、1946年生まれですので、73歳になりました。
彼のキャリアにおいて、何と言っても特筆されるのは、ピンク・フロイドでの活動でした。
ピンク・フロイドが商業的にも大成功を収め、世界的なバンドになっていった背景には、デヴィッド・ギルモアの存在が大きかった。
このデヴィッド・ギルモアは、ピンク・フロイドのオリジナル・メンバーではなく、シド・バレットの後任、2代目のギタリストとなります。
しかし、デヴィッド・ギルモアとシド・バレットは元々友人関係にあり、その絆は強かったようです。
シド・バレットという天才が、実質的に音楽活動を継続することが難しくなり、デヴィッド・ギルモアは、ピンク・フロイドのセカンドアルバムからメンバーとして参加しています。
非常に多才な人で、シド・バレットとは違った意味での天才と言えるかもしれません。
このデヴィッド・ギルモアは、あまりに多才であるがゆえに、『ギタリスト』として語られる割合は、実力ほどには高くない印象があります。
ただ、彼のギタープレイを聴くと、やはり凄いものを持っていると実感します。
プログレッシブロックの巨頭でありつつ、デヴィッド・ギルモアのギターには、ブルーステイストが含まれ、その点も私が惹き付けられた理由のひとつでした。
主に使用しているギターは、ストラトキャスター。
デヴィッド・ギルモアのシグネーチャーモデルが、フェンダー社から販売されたこともあります。
私自身、はじめてピンク・フロイドの生ステージを観たとき、デヴィッド・ギルモアのギタープレイに惚れ込んだものでした。
私の中では、間違いなく偉大なギタリストの一人として、デヴィッド・ギルモアはいます。
いつまでもお元気で。
ハッピー・バースデー!