FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

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ソングス リンゴ・スター

リンゴ・スターお気に入りのセルフカバー I Wanna Be Your Man

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ビートルズのセカンドアルバムであるウィズ・ザ・ビートルズのB面4曲目に収録されているのがI Wanna Be Your Man。
邦題は、彼氏になりたい・・・ですが、これもまた凄い訳だなー!と思ってしまいます。
ところで、このナンバーはリンゴ・スターがリードボーカルを担当していますが、リンゴ自身とっても気に入っていたようです。
作者はお馴染みのレノン=マッカートニーです。

セルフカバーだと書きましたが、このナンバーを完成させたのは、ローリング・ストーンズのマネージャーからの依頼もあり、ジョンとポールが彼等のために仕上げたナンバーとなっています。
ジョンとポールの2人が、リハーサルをしているローリング・ストーンズの元へ行って、その場で聴かせながら完成させていったと伝えられています。

ローリング・ストーンズのメンバー達に聴かせるにあたり、ポールはビル・ワイマン(ローリング・ストーンズのベーシスト)のベースを手に取り、そのままレフティー(さかさま)にして弾いてしまったという逸話も。
その様子を目の当たりにしたローリング・ストーンズのメンバー達は、かなり驚いたようです。

ジョンとポールの曲作りを間近で見たローリング・ストーンズは、触発もされたのでしょう、メンバー同士によるオリジナルづくりも手がけるようになっていきます。

それにしても、このナンバーにおける詩のあまりにシンプルなこと。
思えば、本当に初期のローリング・ストーンズ向きだったかもしれません。

リンゴは、ビートルズ解散後も、このナンバーをライブ等で演奏、歌っており、すっかりお馴染みですね。
シンプル・イズ・ベストという言葉が似合いそうな一曲だと思います。

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