ジョン・レノン。
その残した言葉を思い起こしてみると、空(Sky)という言葉が多いように思います。
イマジンは、「Imagine there's no heaven」とも歌い出していますので、私はあえて天国のジョンとは書かずにおこうと思います。
ジョンは空にいる。
あまりにも悲しいニュースが世界中を飛び交った日。
1980年12月8日。
当時は、ネットで情報を得ることは出来ず、私は思わぬ形でジョンの死を知ることになりました。
あのとき私は、代々木駅の近くを音楽友達と一緒に歩いていたのです。
すると、どこからともなく誰かの声が・・・。
「ジョンが死んだ!」
あのとき、私が受けた感覚は、言葉で表現することはできません。
頭が真っ白になると、よく言われますが、白ではなかった。
何かしら、時間がとまり、くるくると回転しているように感じたことを憶えています。
あのときは、ちょうどジョンが再起をかけて「ダブル・ファンタジー」を発表した時期でもあり、各ラジオ局は当初の予定をすべて入れ替え、ジョンの追悼番組が果てしなく続きました。
あの時代は、音楽好きにとって、必須のツールがラジオでした。
スターティング・オーバーが流れるたびに、あのイントロで用いられた音が、あまりにも死を予感させるもののように思えて、悲しくて仕方なかったものです。
もっともっとやりたいことがあったであろうジョン。
だからこそ、音楽活動も再開したのでしょうし。
あまりにも、悲しいニュースでした。
今年も12月8日を迎えるにあたり、何かひとつジョンのナンバーを追悼のために捧げたいと思いますが、2016年といえば、この人も亡くなりました。
デヴィッド・ボウイ。
デヴィッド・ボウイは、かつてジョンのトリビュートとして、イマジンを歌ってくれました。
今年は、それをチョイスしたいと思います。
デヴィッド・ボウイも時代を駆け抜けたカリスマでした。
R.I.P
ジョンが残したもの。
確かにそれは、鮮明に残っているし、これからも永久に語り継がれることでしょう。
同じ時代に生を受けることは、ひとつの奇跡。
ジョンと同じ時を生きられたことに感謝します。
ありがとうジョン。
やっぱり、一枚は、友達と一緒の写真がいいよね?
イギリスは今、冬時間で、日本との時差は9時間です。
今頃、人々は次々にジョンの思い出を語っていることでしょう。
ポールの中では、ジョンの存在は、Here There And Everywhere 。
John Lennon In The Sky
And Forever.
ジョン!