ギタリストが憧れるギタリスト。
そんな存在の一人が、スティーヴィー・レイ・ヴォーンだと思います。
今日、10月3日は、そんなスティーヴィー・レイ・ヴォーンの誕生日。
ハッピー・バースデー!
SRVが生まれたのはテキサス州のダラス。
1954年、今日のことでした。
存命であれば、64回目のバースデーということに。
SRVが奏でるギターは、まさに魂のプレイと呼びたくなるほど。
ライブでギターをかき鳴らすとき、彼の肉体もハートも、どこか違う世界へワープしているような感覚さえ漂っていたように思います。
私は以前、SRVの生い立ちを書いた本を読んだことがあります。(現在は絶版)
それによれば、お兄さんのギターを勝手に弾くと怒られてしまうので、お兄さんが外出するタイミングを待って、こっそりつま弾いていたとか・・・。
当時はよくあるように、いわゆる独学でギターをものにしていったのですね。
SRVが奏でるギターには、独特のトーンがありました。
それを真似しようとするギターキッズ達も沢山いて、今もなお、その傾向は強いと思います。
ブルースギタリストとして、たとえば今も存命で、いぶし銀のプレイを聴きたかった!と、率直に思いますが、天は時間を与えなかった。
しかし、SRVが残した名演の数々は、今もなお語り継がれ、弾き継がれています。
まさに、魂が降臨したかのように。
今日は、SRVのバースデー。
おめでたい日でもあり、ただ彼が残した音どもに浸りたいと思います。