まずはじめに・・・。
今更ながら、自己紹介をちょっとしますと、私はバンド等ではギターを弾いています。
いわゆるギタリスト黄金時代に育った少年でした。
だけど、ドラマー大好き人間でもあります!
本当に好きなんです。ドラマーが!
そのうちに一人と申しますか、私がバンド活動をはじめた初期に、大きな影響を受けたのが、ジンジャー・ベイカーでした。
今日はその、ジンジャー・ベイカーの誕生日!
おめでとうジンジャー!
Happy Birthday!!!
ジンジャー・ベイカーは、1939年8月19日生まれですので、77歳になったのですね。
どうか、いつまでもお元気でいていただきたい!と、心から願っています。
ジンジャー・ベイカーといえば、ドラマー目線で語れば、その技法的にも多々話題のある人ですが、一般的によく知られるところといえば、やはりクリーム時代でありましょう。
クリームが活動をしていたのは、1966年-1968年。
怒濤の時だったと思います。
ロック史を震撼させたといっても過言ではないと思います。
クリームは、ベース&ボーカルにジャック・ブルース。
ギター、エリック・クラプトン
そしてドラムがジンジャー・ベイカーでした。
この3人それぞれが、別々の音楽ルーツを持ち、各パートにおいて傑出したパフォーマンスをぶつけ合っていたのがクリームだ!と言ってもいいと思います。
よく言われるのは、ジャック・ブルースの基礎はクラシック。
エリック・クラプトンはブルース。
ジンジャー・ベイカーはジャズ。
それらが融合?衝突?バトル?して、結晶体となったのがクリームでした。
また、今では不思議に思われないかと思いますが、バスドラムを2つ置いてプレイをしたのは、ジンジャー・ベイカーがパイオニアで、やはり見る人々を驚かせたものでした。
さらにジンジャー・ベイカーは、クリーム時代のライブ・パフォーマンスにおいて、たとえば Toadを演奏するときには、延々と続くドラムソロを披露しました。
まだ、ビートルズが現役の時代に、こんなプレイをするグループはいなかった。
それだけでも画期的な出来事であり、カリスマバンドの登場だったと思います。
クリームで時代を駆け抜けたメンバーの一人ジャック・ブルースは、もう帰らぬ人となってしまいました。
ジンジャー・ベイカーには、ジャックの分まで生き抜いてほしい。
そう願ってやみません。