FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

ザ・ビートルズとその周辺

ソングス ジョージ・ハリスン

ジョージ・ハリスンの提案で採用されたカバー曲 Devil in Her Heart(デヴィル・イン・ハー・ハート)

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ビートルズのセカンドアルバム、ウィズ・ザ・ビートルズのB面5曲目に収録されているのが「Devil in Her Heart(デヴィル・イン・ハー・ハート)」です。
これは、ザ・ドネイズ(The Donays)が1962年に発表した「Devil in His Heart」のカバーとなります。
ドネイズは、女性グループだったため、ビートルズは「His」を「Her」に変えています。
このナンバーをカバーしようと提案したのは、ジョージ・ハリスンだったと伝えられており、リードボーカルもジョージが担当しています。

ある意味、ジョージがメインで歌って、バックボーカルをジョン・レノンとポール・マッカートニーが担当するというのは、黄金の組合せにも思えます。

She's got the devil in her heart

あの娘の中には悪魔が棲んでいる・・・

いろいろな意味に解釈できつつ、強烈な言葉ですね。

私が、このナンバーをジョージが歌っていることで微笑ましく思うのは、その発音です。
非常にスカウサーの匂いがするイントネーション。

最もリバプール独自の言葉が残っていたとされるジョージ。
このナンバーでの発音も、それをとてもよく感じます。

つい先日は、ジョージの命日が巡ってきましたが、暦は12月となり、もうすぐジョンの命日がやって来ますね。
この時代の歌を聴き、演奏を感じるとき、いまでもすぐそこにビートルズが息づいているような錯覚に陥りそうになります。

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