FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

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「セイウチはポール」 ジョンがグラス・オニオンで種明かし?

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Beatles MMT2
ホワイト・アルバム制作中、一時期バンドを離れたりもしたリンゴですが、同アルバムに収録された「グラス・オニオン」では、印象的なオープニングを飾るドラムを叩いています。

このグラス・オニオンですが、実質的にジョンの作品であり、歯切れのいいリズムに乗り、言葉遊びのようでいて、ちょっぴり皮肉がかったテイストが、ジョンらしさを醸し出していますね。

ジョンが歌う歌詞に耳を傾ければ、多くのビートルズ・ナンバーの名前が出て来ることに気づくと思います。

・ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
・アイ・アム・ザ・ウォルラス
・レディ・マドンナ
・フィクシング・ア・ホール
・フール・オン・ザ・ヒル・・・と。

この中でジョンは、「セイウチ(ウォルラス)っていうのは、ポールのことだったんだ」と、歌っています。

あのジョンのことです。
この言葉どおりに受け取っていいのか?という疑問も湧きますが、ここは素直に、そう受け止めておきたいと思います。

ウォルラスはポール。

果たして、その意味は?真意は?なーんて、考えている私であります。

いずれにしても、ジョンという人は、リズムに言葉を乗せるに、ある種天才的な才能がありますね。

これも、幼い頃の読書体験、あるいは空想世界に遊んだがゆえでしょうか。

ちょっとセイウチに関して、いろいろな意味を探りたくなる欲求を抱いている私であります。

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