ロック史に偉大な足跡を残した男。
アンディ・サマーズといえば、一般的にまず思い浮かぶのは、ポリスのギタリストとしての活動でありましょう。
実際、ポリスは素晴らしいを通り越して凄味さえあるバンドであり、世界にその名を轟かせた存在です。
今日、12月31日は、アンディ・サマーズのバースデー。
ハッピー・バースデー!アンディ!
アンディ・サマーズは1942年生まれですので77歳になりました。
個人的には、アンディ・サマーズという人は、常に若々しいイメージがあります。
前述したように、アンディ・サマーズといえばポリス!ということになりますが、そのキャリアは長く、様々なスタイルでのアプローチを具現してきた人でもありますね。
たとえば、異色なところでは、キング・クリムゾンで有名なロバート・フリップと接点があり、共演をした作品も残されています。
このように、ロック界にその名を刻んだアンディ・サマーズですが、私があえて言いたいのは、ギタリストとしてのアンディ・サマーズが、もっと評価されてよいということです。
長く音楽活動をしてきた彼のギタープレイは、他とは一線を画するものがありました。
たとえば、ポリス時代に顕著なように、エフェクターの使い方は、後年のギターキッズに大きな影響を与えている。
ギターを弾くならば直挿し!
これが、当時の王道であり、使ったとしてもワウペダル。
アンディ・サマーズは、ディレイとコーラスを組合せ、空間系を巧みに用いたサウンドで、自分流の世界を築き上げています。
それは、後々、エフェクターの使い方の基礎的なものになってゆくのですが。
私がギターを始めて、数年経った頃、アンディ・サマーズの音作りをお手本にした時期がありました。
当時は、とても新鮮に聞こえたし、とても新鮮なものだったのです。
いろいろなキャリを積んで、その結晶としてポリスがある。
アンディ・サマーズには、いつまでも元気でいてほしい。
そう願わずにいられません。