シド・バレット。
私の中で、常に特別な位置を占める存在であります。
今日、1月6日は、シド・バレットの誕生日。
ハッピー・バースデー!シド!
シド・バレットは1946年生まれですので、存命であれば72歳ということになります。
言うまでもなく、あのピンク・フロイドのオリジナルメンバーであり中心人物。
サイケデリック色に彩られた世界は、まさに独創的。
あの曲調、詩の世界、ボーカル、ギターリフと、シド・バレットの世界は、不思議な魅力と才能にあふれています。
まさに、ロック史の中にあっても、ひときわ異彩を放つカリスマだと言っていいでしょう。
シド・バレットは、強烈な個性ゆえに、多くのアーティスト達に影響を与えていきます。
たとえば、有名なところではデヴィッド・ボウイ。
デヴィッド・ボウイは、自らシド・バレットの影響を受けていると語っており、カバーもしているほど。
また、何より、世界的な巨人となったピンク・フロイド自身、シド・バレットという存在がなかったならば、あれほどの名曲達は誕生しなかっただろうし、ロックの歴史が変わっていたかもしれない。
シド・バレットの生涯を悲劇的とみるか否か?は、人それぞれによって異なることでしょう。
しかし、シド・バレットの存在そのものが、ロック史に刻まれ続ける。
それだけは事実だと思うのです。