ジミ・ヘンドリックスが生きたのは、1942年11月27日-1970年9月18日。ちょうど今日が、没後46年目にあたります。
この人生、あまりにも短か過ぎたという捉え方もあるかとは思いますが、その存在はいまもなお語り継がれ、世界中の人々の記憶から消えることはありません。
ジミヘンが生を閉じたのが、1970年という事実も、何かしらドラマティックなものを感じさせます。
まさしく、60年代のロックシーンに突如として出現したあまりにも眩しい巨星のようにも思えるのです。
折しも、ほぼ同時代のこと、イギリスにはクリームが登場しており、スリーピースの両巨頭として、ロックシーンに革命を起こしたと言っていいと思います。
ギタリストとしてのジミヘンは、後世においても、幾多の若手ギタリストに影響を与え続け、その存在感の大きさを実感させられます。
派手なパフォーマンスに酔う聴衆達。
ファンは、ジミヘンに対して、次々にアクロバチックなステージを求めるようになっていきます。
一方、ジミヘン自身は、王道の音楽を演りたがっていたという説もあり、自分の思いとファンが要求するものとのギャップに苦悩していたのかもしれません。
自分に死が訪れたら、イギリスに葬ってほしいと願っていたとも言われるジミヘン。
しかし、その遺体はアメリカの地へ還り、何と動物園の敷地に埋められるということになってしまいました。
それでも、音楽をロックを愛するファンが、ジミヘンに抱く崇拝の念は年々増すばかり。
ロックの歴史を語る上で、絶対に外せないレジェンド。
それこそ、ジミ・ヘンドリックスだと、私は思っています。
安らかに眠れ ジミ