ビートルズのデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のラストを飾るのは『Twist And Shout(ツイスト・アンド・シャウト)』。
曲名のとおり、ジョンが思いっ切りシャウトしています。
カバー曲ではありますが、ビートルズのナンバーとして認知されている傾向が強いと思います。
それくらい、自分達のものにしてしまっていますね。
アルバムのラストに持ってくるというのは、それなりの思いがつまっているとも想像します。
すかっと気持ちよく、ロックで終わる。
これがジョンの希望でもあったのかもしれない・・・と、想像してみたり。
さて、ツイスト・アンド・シャウトといいますと、私としてはジョンの名MCを思い出してしまいます。
あれは1963年11月4日のこと、英国王室主催の音楽会にロックバンドとして初めて登場したのがビートルズ!
その際、ツイスト・アンド・シャウトを演奏する前に、ジョンがこんなことを言っています。
「安い席の人は拍手を、高い席の人は宝石を鳴らして」
笑いも起こっていましたが、ジョンらしいちょっぴり皮肉も交えたユーモアがいいですね。
実は私、自分のライブの際に、このジョンの言葉を真似た経験があります。
一人だけ分かってくれた人がいて救われましたよ。。。
もしあの時、シーンとされたら、「すみませーん。失礼しまーす」と、ステージを去っていたかもしれません。。。
ここまで、プリーズ・プリーズ・ミーに収録されたナンバー達をゆっくりと振り返ってきました。
元気!
エネルギー!
若さ!
ビートルズが活躍した時代にあって、やはりデビューアルバムというものは、格別な存在ですね。