もう、女の子なーんて言ったら失礼かもしれませんが・・・。
私の中では、ある意味永遠の女の子。
いまや、特に若手ベーシストの間でずば抜けた人気を誇るタル・ウィルケンフェルド(Tal Wilkenfeld)。
まずもって、華がありますね。
素晴らしいと思います。
今回は、そんなタルが演奏しているビートルズ・ナンバーに、ちょっぴり触れてみたいと思います。
正確には、「ジェフ・ベックの」と、書かなければいけないのかもしれませんが、今回はタルにスポットを当ててみたいと思っています。
名演と評価されるア・デイ・イン・ザ・ライフのインストロメンタル。
ジェフ・ベックのライブの際には、タルもよくベースを弾いていますね。
前述したように、可憐な女の子だと思っていたタルも、29歳になりました。
でも、アーティストとしては、まだまだこれからですね。
彼女ほどの才能があれば、ますますの活躍が期待できると思います。
私、タルが来日した際に、そのステージを観たことがあるのですが、ジェフ・ベックはもちろん、同じ場にエリック・クラプトンもおりました。
それでも、物怖じすることなく堂々たる演奏を披露する姿はさすが!でした。
タルといえば、私には忘れられない思い出があります。
かの東日本大震災の際、タルは日本へ向けて、心あたたまる励ましのメッセージをくれました。
どうしても、お礼だけはしたい!と、慣れない英文でTwitterに書き込みをしたところ、しっかり返事をくれたことが忘れられません。
今でも感謝しています。
タルの場合は、まだまだ若い世代ですが、ビートルズ世代のアーティストとステージを共にする機会が多く、ぜひ今後もミュージックシーンを盛り上げ、牽引していってほしいと願うところです。
また、タルを一躍有名にしたプレイ、演奏といえば、やはりこれでしょうか。
ジェフ・ベックの代表作「Cause We've Ended As Lovers」において披露したベースソロ。
私も、この映像を初めて見た際には、ある種の衝撃を受けました。
エリック・クラプトンが主催するクロスロード・コンサートでも、すっかりお馴染みとなってきたタル・ウィルケンフェルド。
ぜひ、これからも益々活躍してほしいし、60年代あるいは70年代のサウンドを語り継いでほしいものです。