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ジョン・レノンらしい皮肉と美の旋律 Sexy Sadie

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ジョン・レノンの作風を思い返してみるとき、ビートルズ解散後には、あえてシンプルなコード進行を用いていたように、私には思われます。
ただ、ビートルズ時代には、かなりメロディアスな作品もつくっていましたね。

当然、ポール・マッカートニーとの関係性もあったと思いますが、面白いことにジョンの場合は、皮肉をこめたナンバーに美しい旋律がよく出てくる。
その代表格のひとつが、Sexy Sadie(セクシー・セディ)ではないでしょうか。

傾倒、失望、怒り・・・。
それらの思いを、ジョンはちょっとけだるさを加味した美しいメロディーと共に、印象的なバックコーラスを従えて切々と歌います。

ジョージ・ハリスンがインドに傾倒していたのは有名な話ですが、一時期はビートルズのメンバー全員が、インド体験をすることになります。
そのとき、ジョンをはじめとしたメンバー達が影響を受けたのが、インドの導師マハリシ・マヘシ・ヨギだと言われています。

ジョンは、かなり一途なところがある性格も持ち合わせていたと思うし、本気で崇拝しようとしていたかもしれません。
その分、マハリシ・マヘシ・ヨギが、とんでもない俗人だ!と悟ったジョンの失望は大きかったことでしょう。

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特に、私としては次の言葉が印象に残っています。

Sexy Sadie the greatest of them all.

よくも騙してくれたな!という怒りの中に、「あんたは大したやつさ」のような皮肉が込められた一撃だと思います。

ジョンのリードボーカルを助けるポールとジョージのコーラスも、非常に印象的ですね。
インドを大切にしていたジョージが、どんな気持ちでこのパートを担当したのか?
それを思うとき、かなり興味深いものがあります。

皮肉と美の旋律。
その融合。
まさしくジョンの面目躍如たる一作だと思います。

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