ただ、土砂降りというわけではなく、降り続くわけでもなく。
いわゆる降ったりやんだりと・・・。
出かける際には、傘を持つかどうか?ちょっぴり悩んだり。
そんな夜には、この曲を。
レイン!
私、このレインという曲が大好きでして、気が向けば聴いています。
ジョン・レノンのちょっぴりけだるそうでいて、独特のイントネーションを含んだ歯切れの良さは、秀逸ですね。
さらに!特筆すべきは、リンゴ・スターのドラム・ワークが素晴らしい。
まさに、リンゴ!っていうプレイを聴かせてくれています。
リンゴ・スター自身、自ら最も気に入っているドラムだ!と、言っているそうです。
このレイン、ボーカル曲ではあるものの、前述のとおり、リンゴ・スターのドラムが素晴らしいし、ポールのベース・ラインは、歌うようでいて、運動性に富んでいます。
また、ジョージが刻むリズム・ギターには、どことなく、インドの風景が浮かんでくるような響きがあります。
ボーカルの最終部分においては、ジョン・レノンの歌い方にも、インドめいた味わいが漂ってきます。
そもそもレインは、シングル「ペイパーバック・ライター」のB面という扱いで、世に出ており、ビートルズの作品にあって、決して目立つものではありません。
でも、いいですね!
この曲は。
リード・ボーカル、コーラス、演奏・・・と、短い時間の中に、多くの魅力がつまった作品に仕上がっていると思います。