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ザ・ビートルズとその周辺

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年の瀬のビートルズ 一目惚れしたあの娘は理想の人 夢の人 I've Just Seen A Face

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年の瀬ですねー。
いかがお過ごしでしょうか。
日が落ち、夜が訪れるという営み。
ちょっと寒さを感じる2016年12月30日の日暮れ時。
あったまる曲を聴きたくなりました。

そこはかとなく好きなナンバーが、『I've Just Seen A Face』、邦題では『夢の人』として知られています。
このナンバーが好きだと書きましたが、曲自体が好きなのは勿論、収録されているアルバムがヘルプ!だということも、私にとっては特別です。
ビートルズ体験のはじまりはヘルプでしたから。

さて、このI've Just Seen A Faceですが、お馴染みレノン=マッカートニー作品ですが、実質的にはポールがつくったとされています。
カントリー・フォーク調だし、ポールのお得意芸ですね。

サウンド的には、ジョン、ポール、ジョージ3人によるアコースティックギターの共演が聞かせどころかと思います。
このナンバーを特徴づけている12弦ギターはジョージが奏でているもの。

聞くところによれば、このナンバーはメロディーが先に出来上がっており、しばらく詩はついていなかったそうです。

詩の内容に触れると、なるほど『夢の人』という邦題も、よく考えられているな!と感じます。

さっき会ったあの顔が忘れられないんだ
・・・と、歌い出すポール。

いわゆる一目惚れにして、理想の女性に出会ってしまった!という気持ちを歌っているのでしょうか。

ポール自身、おそらくこのナンバーはお気に入りのようで、ウィングス時代もライブで披露していたし、ソロとしてもライブでよく演奏をしておりますね。

優しいメロディーラインに、ちょっと軽快なリズム。
このナンバーを聴きながら、時間に身を委ねていると、あったかい気持ちで新しい年を迎えられそうです。

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