ジョンとヨーコは、実験的な作品を発表してはいましたが、ビートルズ解散後における実質的なジョンのファーストアルバムは、John Lennon/Plastic Ono Band(邦題:ジョンの魂)だと言っていいでしょう。
ジョンが、まるで内面世界をさらけ出すかのようにして創り上げた作品で、ロック史に残る名盤のひとつだと思います。
実際私は、中学生時代から、好んでこのアルバムを何度も聴いてきました。
ジョンが発表したアルバムの中で最高の作品はどれか?
と、自らに問えば、こたえに困ります。
あえて一枚をあげたとしても、ジョンに失礼な気がしてしまい。
しかし、最も思い入れのあるジョンのアルバムは何か?
と、問われれば、私は間違いなく『ジョンの魂』の名をあげることでしょう。
収録されたどのナンバーも良い。
それは事実で、そんな中、あえて1曲をチョイスすれば、私は中学生時代からGod(ゴッド)をこよなく愛して来たのも事実です。
ゴッドがもつ世界観、曲の展開、ジョンの叫びは、聴く者を圧倒する何かを持っています。
ジョンが生み出した傑作だろうと。
ジョンの魂がリリースされたのは、1970年12月11日のこと。
ビートルズから離れて間もない時期に発表されたものです。
ちなみに、このアルバムのレコーディングには、リンゴ・スターも参加をしています。
いつ聴いても胸に迫るものがあるアルバム。
名盤中の名盤ですね!