FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

ザ・ビートルズとその周辺

ラバー・ソウルの冒頭を飾るDrive My Car(ドライヴ・マイ・カー)

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Rubber Soul


ビートルズのオリジナル・アルバム、その6作目にあたるのが『Rubber Soul』(ラバー・ソウル)。
冒頭を飾るナンバー、A面1曲目に収録されたのがDrive My Car(ドライヴ・マイ・カー)ですね。
リズム、ビートが印象的な作品であり、ラバー・ソウルのスタートにふさわしい出来映えだと思います。

ドライヴ・マイ・カーは、お馴染みレノン=マッカートニーによる作品であり、実質的にはポールのものだと伝えられています。
ポールのボーカルもいいし、ジョンのハーモニーも効いている。
そんな中、私が取り上げたいのは、ポールのベースラインです。
実に運動的であり、攻める気持ちが伝わってきます。

ジョージも低音部でプレイするスタイルを採っており、このナンバーのスパイスになっています。
このジョージが奏でるギターのラインとポールのベースが、絶妙な味わいを醸し出しており、このナンバーに躍動感を与えていると思います。
歌詞の内容とビート面が見事に融合した名作のひとつではないでしょうか。

時折、ビートルズのカバーバンド、そのステージを観ることがありますが、ドライヴ・マイ・カーをチョイスするバンドは多いし、演奏を楽しんでいる感が伝わってきます。
また、客席が盛り上がるのも確か。
まさに、ライブ映えする作品だと言っていいでしょう。
繰り返しになりますが、名盤ラバー・ソウルの幕開けを告げるにふさわしい1曲ではないかと。

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