そこはかとなく・・・と、申しますか、どうにも好きだな~と思うビートルズナンバーのひとつに「Girl:ガール」があります。
イントロなしで、いきなりジョンの切々とした告白のようなボーカルで幕を開けるこのナンバー。
ほんの数秒を聴いただけで、いいね!と、思ってしまったものです。
ガールは、ご存知アルバム「ラバーソウル」のB面2曲目に収録されているナンバーです。
冒頭に書きましたように、とにかくジョンの歌い出しがグッド。
物語のはじまりを告げるかのようです。
もう、このフレーズ、言葉を聞いただけで、引き込まれてしまいます。
Is there anybody going to listen to my story
All about the girl who came to stay?
誰か ぼくの話を聞いておくれよ・・・
ところでこのガールですが、ジョンが途中で入れているブレスに関して、息をはいているのか?吸っているのか?で、議論になったと聞いたことがあります。
私としては、吸っている派なのですが・・・。
好きで、好きで仕方ない気持ちと同時に、ちょっぴり恨み節のような言葉を鏤めるジョン。
まさに、若い魂の発露期だったように思います。
私が推薦するビートルズの名曲、間違いなく、そのひとつです。