その日の気分にあわせて流してみるのです。
一人、孤の時間も大切なものですね。
今宵のビートルズ・ナンバーは、ガール。
ご存知、ラバーソウルに収録されたナンバーで、ジョンのちょっとけだるそうで、淡々と歌うイメージが素敵です。
私は、このガールという曲を聴くたびに、ある物語のようなものを思い浮かべます。
また、詩の一章でもあるかのようにも・・・。
Is there anybody going to listen to my story
楽器によるイントロもなく、この歌い出しではじまるガール。
なんと、詩的なのでしょう。
また、後年、1980年のこと、ジョン・レノンは、自身のラスト・アルバムとなったダブル・ファンタジーを発表しており、そこに収録されたナンバーに、ウーマンがあります。
ビートルズ時代のガール。
ジョンとして晩年のウーマン・・・。
ジョン・レノンは、このウーマンを称して、「1980年版のガールだよ」とも言っていたそうです。
だとしたら・・・・。
ウーマンは、女性、さらには人々への感謝の気持ちを歌った曲だと聞いています。
ジョン・レノンにとってのビートルズ・・・・。
その謎を解く、ひとつの鍵になるかもしれません。
今宵は、ガール、そしてウーマンで。
Good Night.