FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

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私にとって演奏の教科書となった楽曲 CREAM-White Room

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バンド活動をしている人であれば、最初に弾いた思い出の曲があるものだと思います。
私がバンドをスタートさせたのは中学生時代で、当時はCREAM(クリーム)の楽曲を自由にカバーしていました。
クリームといえば、ギタリストにとってクロスロードが教科書だとも言われますね。

私の場合には、初めて聴いたクリームのナンバーがWhite Room(ホワイトルーム)でしたので、演奏面ではこのナンバーが基本になっていました。
レコード盤に針を落とし、初めてホワイトルームを聴いたときの衝撃は、今でも忘れられません。
それもあって、ベースを弾きながら歌うスタイルもやったし、ワウペダルを使ってギターを弾くこともやりました。
ギターに装着する機材には、実に沢山の種類がありますが、私に欠かせない必須のアイテムはワウペダルです。
ホワイトルームを聴くと、もうワウペダルを踏まずにいられません。

現在は、ワウペダルを2つ所有しており、ひとつはVOX製、もうひとつはCry Babyです。
お値段的にはVOXの方が高かったのですが、好みの問題で私はCry Babyをメインで使っています。

さて、ホワイトルームですが、スタジオテイクとしては1968年に発表されたアルバムWheels of Fire(邦題:クリームの素晴らしき世界)の冒頭に収録されています。
スタジオテイクの味わいは、じわじわと来るのですが、中学生、高校生当時の私は、クリームはライブで生きるバンドだ!と思っていました。
なので、ホワイトルームもライブバージョンを真似てやっていたという次第で。

ベースもやってギターも弾いたと書きましたが、当時はギタリストの黄金時代で、誰も彼もがギターを弾きたがっていました。
私も例外ではありませんでしたが、誰かがベースをやらないとバンドを組めない・・・。
そこで私は、とにかくバンドを組むことを優先し、ベース&ボーカルの道へ進むことになりました。

社会人になると、ギターに戻りまして、ホワイトルームは、今に至るまでライブにおける定番のレパートリーです。
ジャック・ブルースの噛みつくようなボーカルに格好いいベースライン。
ジンジャー・ベイカーのスーパー・ドラマーぶり。
さらに、エリック・クラプトンがギブソンで奏でるサウンド。
どれもカルチャーショックでした。

おそらく、今後何年経っても、ホワイトルームは弾き続け、歌い続けるだろうと思います。
ちなみに、アコースティック・ユニットでも、時折ホワイトルームをやっておりまして、これがまた、なかなか良き味わいで。
アコースティックでホワイトルームというのは、Charがやっていますね。
それを真似た部分もあります。
いずれにしても、60年代後半に生まれた楽曲が、今でも語り継がれ、弾き継がれている。
嬉しいことです。

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