ビートルズのデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の5曲目に収録されたのが『Boys:ボーイズ』でありますが、このナンバーは何と言ってもリンゴ・スターがビートルズのメンバーとして初めてボーカルを担当した!という意味で、貴重なナンバーだと思います。
(ボーイズはカバー・ナンバーです。)
いやいや、リンゴのボーカル、声は、どうにもこうにもいいですね。
聴いていて幸せになります。
ビートルズの場合は、もちろんボーカルの中心はジョンとポールであり、リンゴが歌っているナンバーの数は限られていますが、どれを聴いても、私は幸せな気分になれるのです。
それに、リンゴは声質が非常に良いことも事実だと思います。
このボーイズですが、ビートルズはキャバーンクラブ時代からカバーをしていたそうで、当時ドラムを担当していたピート・ベストが歌うことになっていたようです。
いわゆるドラマーが担当するナンバーという位置づけだったのでしょう。
何度も繰り返し、同じことを言うようですが、デビュー時期のビートルズのナンバーあるいは演奏には、底知れぬパワーとエネルギーを感じます。
このボーイズも例外ではありません。
それに、リンゴがボーカルを担当する場合には、他の3人がコーラスで加わることがほとんどで、これもまたいいものですね。
リンゴのボーカルを聴くと幸せな気分になる。
私にとって、昔も今も変わらない一点です。