今年もジョージ・ハリスンの命日が近づいてきました。
そんなこともあり、ふとジョージが残した作品を聴いてみたくなり。
ビートルズが開催して以降、才能の開花という部分において、ジョージは最も輝いた存在かもしれませんね。
ジョージ・ハリスンが亡くなったのは、2001年11月29日のこと。
早いもので、もう16年が経とうとしています。
私なりに、ジョージのソロ時代のアルバムだとか、ナンバーを思い出したとき、大好きなものは沢山あります。
どれが一番!とかは、なかなか決められないほどに。
ただ、そんな中にあって、アルバムとしては、ジョージが1970年11月27日に発表したAll Things Must Pass(オール・シングス・マスト・パス)は、やはり傑作だと実感する次第。
アルバムのタイトル曲となった作品は、まるで川の流れを想起させるかのよう。
切々と歌われる言葉にも、奥深さを感じます。
以前も書いたかもしれませんが、私はこのジョージの詩の世界に、東洋的な香りを感じています。
たとえば、鴨長明が表した世界観にも似たような。
このアルバム、タイトル曲共に、ロック史に残る作品だと思います。
まだ、レコード盤で購入していた時期には、3枚組として世に出た大作。
レコーディングに参加しているミュージシャンも、ものすごい顔ぶれが並んでいます。
まさに、記念碑的作品ですね。
おそらく、この作品は、いかに時が経とうと、決して色褪せない魅力とパワーを持っている。
私は、そう確信しています。