FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

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ジョンがアメリカ向けにつくったナンバー All I've Got To Do(オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ)

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ビートルズにとっての2作目のアルバム『With the Beatles(ウィズ・ザ・ビートルズ)』。
その2曲目に収録されたのが、『All I've Got To Do(オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ)』です。
レノン=マッカートニーの作によるもので、実質的にはジョンの作品だとされています。
やはり、詩のモチーフになっているのは恋で、このナンバーでは電話で繋がっていることが歌われています。

いつだって君が近くにいてほしいよ
ぼくがすることはといえば、電話をすることさ

のような歌い出しではじまるナンバー。
今でこそ携帯、スマホ時代となりましたが、一昔前は固定電話しかなく、彼女本人が電話に出てくれる保証なんてなかったのですから、ドキドキですね。

ただ、後日ジョン自身が明かしていますが、イギリスでは電話で話すという慣習はほとんどなく、ジョン自身、女の子に電話をかけた経験はなかったそうです。
そんなこともあり、このナンバーは、ジョンがアメリカを意識してつくったものではないか?という説もあるそうで。

サウンド的には、イントロ部の甘いギタートーンが、まず印象的であり、ジョンのボーカルも若さを感じさせつつ、甘い歌い方もしており、悪くないボーカルかと思います。
ポールのコーラスも印象的です。

思えば、P.S I Love Youで、ポールが手紙を題材にして恋を歌い、ジョンはといえば電話を材料にして恋を語る。
古き良き時代と言えるかもしれません。
ちょっとした郷愁、ロマンを感じますね。

今の時代だったら経験できないように恋のドキドキ感があった時代だと思います。
ビートルズは、そのへんの機微を、とても上手く表現していたバンドではないでしょうか。

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