リチャード・ライト。
リック・ライトとも呼ばれますね。
あの偉大なるバンド、ピンク・フロイドのキーボード奏者であり、オリジナルメンバーでもあります。
今日、7月28日は、そんなリチャード・ライトの誕生日。
ハッピー・バースデー!リック!
リチャード・ライトは、1943年生まれですので、存命ならば75歳ということになります。
ピンク・フロイドがメジャー・デビューを飾ったのは、1967年のこと。
当時のオリジナルメンバーは、次のような顔ぶれでした。
シド・バレット
ロジャー・ウォーターズ
ニック・メイスン
そして、リチャード・ライト
始動時のピンク・フロイドは、シド・バレットという天才にしてカリスマが中心になっていますが、サウンド面では、リチャード・ライトが果たした役割が大きかったと言われています。
私は、リチャード・ライトが織りなす世界観が好きで、ソロアルバムも購入して愛聴してきました。
1978年に発表したソロとしてのアルバム『Wet Dream』は、隠れた名盤だと、今でも思っています。
キーボーダーとしてのリチャード・ライトを思うとき、たとえばキース・エマーソンやリック・ウェイクマンのように、卓越したテクニックを前面に出すタイプでは決してなかったと思います。
ピンク・フロイドが織りなす音世界に粋なメイクを施す。
そんなプレイスタイルだったかと。
楽曲全体を理解し、サウンド面で彩りを加え、支えるようなキーボーダーが、リチャード・ライトだったと思うのです。
せっかくの誕生日ですので、何か1曲、この場に添えておきたいのですが、名曲があり過ぎて悩みます。
そこで、ピンク・フロイドの中でもメジャーであり、リチャード・ライトが、大きな役割を果たしたこのナンバーをチョイスしてみたいと思います。
The Great Gig in the Sky
私は、実際にリチャード・ライトのステージを観た経験があります。
ピンク・フロイドとしてのステージでした。
その世界観とサウンドの波には圧倒されたものでした。
ここまで、リチャード・ライトについて、キーボーダーであることをメインしてい書いてきましたが、彼はボーカルもいいですね。
非常に良い声の持ち主だと実感します。
また、アレンジャーとしての才も抜群だった。
残念なことに、リチャード・ライトは既に天へと召されていますが、今も、そしてこれからも、その残したサウンド群は、語り継がれていくことでしょう。
改めて、リックにおめでとう!と、言いたいと思います。
Happy Birthday!!!