一日が終わろうとしています。
良い一日だったか?
恥じることをしなかったか?
そんなことを考えながら、いつものようにお気に入りのナンバーを流しています。
今宵は、『The End』
ビートルズ最後のプレイと言っていいかもしれませんね。
私自身、このナンバーが大好きで、決して飽きることはありません。
あの頃へ戻ろうよ!
言葉には出来ずに終わった。
あるいは、これで終わりだ!と分かっていて、最高の演奏で締めくくった。
The End自体は、非常に短いナンバーですが、リンゴのドラムソロあり、ジョン、ポール、ジョージのソロまわしあり!と、圧倒的なパワーを内包した数分間だと思います。
また、The Endへ至るまでに展開されるメドレーが最高ですね。
ドラマだと思います。
この瞬間、ビートルズはバンドへと戻ったのだと、私は今も思っています。
架空のバンドではなく、リアルなバンドへと。
激しいソロまわしのラストは、あまりにも優しい調べが待っています。
そこでポールは歌います。囁きと言ってもいいでしょう。
And, in the end, the love you take, Is equal to the love you make
結局のところ、君が得る愛は、君が与える愛と同じだけなんだよ
この歌詞についてジョンは、「ほら見てみろ、あいつだって書こうと思えばこういう哲学的な歌詞が書けるんだよ!」と、皮肉まじりにも賞賛をしたそうです。
ジョンらしい。
皆さんにとって、今日はどんな一日でしたか?
明日が良い日でありますように。