ビートルズのアルバムで一番好きなものは?
この問いに、いまだ答えられない私です。
とはいえ、ホワイト・アルバムは、間違いなくその候補に入っています。
統一感がない、バラバラ・・・という指摘もありますが、それもまたこのアルバムの個性であり、時代をよく顕しているように思えるのです。
さて、今夜選らんで聴いているのは『Yer Blues』。
格好いい!と、思わず言いたくなりますよ。いつ聴いても。
実はこのナンバーですが、京都へおじゃましライブをした際のセットリストへ入れておいたのですが、いやいやとってもお客さんが歓んでくれました。
実際に演奏してみて分かるのですが、このナンバーは、なかなか難しい部分があります。
とにかく、リズムがコロコロと変化していきますからね。
そこがまた、ジョンらしくていいな!と思う次第です。
また、ホワイト・アルバムの収録順も何とも洒落ているではありませんか!
『Birthday』で誕生を祝しておいて、その次には『死にたいぜ』って続くのですから・・・。
ところで、Yer Bluesを京都で演奏したと書きましたが、その際には、ロックンロールサーカスの際のバージョンを参考にしてやってみました。
このテイクは、実に格好いいですよね。
とにかく、ずるい!と叫びたくなるほどに豪華なメンバー。
秋の夜、Yer Bluesの歌声、叫びに導かれて、何とか今日も生きて過ごせそうです。