音楽と触れ合う毎日。
何を聴こうか?と、迷ったときには、ピンク・フロイドのアルバムにすることが多いのです。
中学生時代から親しんできた作品達。
たとえば、「ピンク・フロイドの作品の中で、どれがベスト!?」と、訊かれたとしたら、正直こたえに窮します。
それほどまでに、彼等が残したアルバム、楽曲は優れたものが多く、問題作も数え切れないほど・・・。
あえて、こんな問いを自分に投げかけてみる。
ならば、一番好きなアルバムは何?
私は、こうこたえるでしょう。
Wish You Were Here(邦題:炎)
1973年に、ピンク・フロイドはアルバム『The Dark Side of the Moon(狂気)』を発表し、世界的な大成功をおさめます。
狂気以降に、何をするべきか?
彼等なりに、迷いや苦悩があったと聞いております。
そこで放ったこたえがWish You Were Hereではなかったか!と、私は思っています。
壮大なる宇宙を思わせるサウンドの世界。
これは、シド・バレットへのオマージュ。
Wish You Were Hereがリリースされたのは、1975年9月15日のこと。
私の中で、特別な位置を占める一枚です。
おそらく、生涯聴き続けることでしょう。
狂ったダイヤモンドよ永遠に。