1960年代~1970年代にかけては、実に個性あふれるアーティスト達が世に出て来た時代だったと言っていいと思います。
1970年代初頭あたりには、特にイギリスにおいて「グラムロック」と呼ばれる音楽が脚光を集めます。
その代表格が、マーク・ボランだということは、まずご異論のないところかと。
本当に個性的な人でした。
このキャラクターを表現する言葉が見つからないほどに。
まさに、独特の存在感を持ったアーティストであり、その醸し出すオーラは眩しいほど。
今日、9月16日は、そんなマーク・ボランの命日にあたります。
ここに、心から哀悼の意を表します。
マーク・ボランが亡くなったのは、1977年のこと。
29歳の命でした。
ご存知の皆様もいらっしゃると思うのですが、マーク・ボランが亡くなったのは事故死です。
ロンドン郊外のバーンズにおいて、マーク・ボランが助手席に乗っていた車が交通事故を起こし、車は大破。
マーク・ボランは、その短い生涯を閉じています。
あと2週間で30歳を迎えるはずだったマーク・ボランですが、生前に、「ぼくは30歳まで生きられないだろうね」という発言をしていたことは、結構有名な逸話です。
予言とは思いませんが、ある種の天才は、その言葉どおりに20歳代の人生を燃焼させました。
ロック史において、一時代を築いた鬼才であることは間違いないと思います。
今日この日にあたり、重ねて冥福を祈ります。
安らかに眠れ
RIP