18年の時が流れました。
2001年の今日、11月29日のこと、ジョージ・ハリスンは帰らぬ人に。
肺がんの治療にあたっていたものの、この日ジョージは天国へ召されました。
私が初めてビートルズのアルバムを買ったとき、その第一印象は、「ジョージは格好いいな!」というものでした。
ビートルズの4人の中では、決して目立つ存在ではありませんでしたが、そんなジョージを愛した人々は多い。
また、ビートルズ時代は一枚のアルバムに挿入する曲数に制約があったため、多くの作品を発表したわけではありませんが、ジョージの作品は、どれも印象的なものだった。
ソロになってからは、解き放たれたように精力的な活動を展開し、数々の名曲、名演を世に送り出しています。
ジョンが凶弾に倒れ、ジョージが逝き。
その分まで、ポールとリンゴには長生きをしてほしいですね。
ジョージの命日にあたり、さてどの曲をセレクトしましょうか。
あえて、これで行きたいと思います。
ジョージの大親友であり、数奇な運命に結ばれたエリック・クラプトン。
そのエリック・クラプトンが自身のステージでジョージの作品を演奏した瞬間。
私は、武道館におりました。
この曲に隠された意味をご存知の方々ならば、それをエリック・クラプトンが演奏することの意味合いを感じ、涙することでしょう。
おそらくエリック・クラプトンは、この曲を取り上げることで、ジョージを偲び、2人の間にあった深い思い出を吐露していったのではないか。
私は、そのように捉えています。
実際、武道館で、この曲のイントロが流れたときには、万感胸に迫る思いでした。
ジョージ。
いまは天へと駆け上がっていますが、今後いつまでも多くの人々の心に宿り、生き続けることでしょう。
安らかに。
R.I.P