この季節がやって来ると、毎年のように、私は言葉に表せない思いに包まれます。
既に書かせていただいたとおり、12月8日はジョンが天に召された日。
そんな折り、よくおじゃまさせていただいている浅草はLive In Appleさんで、ジョン・レノンの追悼イベントが催されました。
昨日、12月7日のこと。
まずもって、Apple All Starsの皆さんに、ありがとう!と、言いたいと思います。
今回のステージは2部構成で、第1部は、いわゆる通常どおりビートルズのカバーによるもの。
セカンドステージは、ジョンがソロ時代に発表したナンバーのオン・パレードでした。
Apple All Starsは、基本的に4人構成となっていますが、今回は、キーボードとしてナカノサキさんが参加。
さらに、彩りを加えてくれました。
まず、昨日ステージを届けてくれたApple All Starsのライン・アップ!メンバー達をご紹介したいと思います。
■手島正揮さん(ベース&ボーカル)
■金澤沙織さん(ドラム&ボーカル)
■柿嶋潤さん(ギター&ボーカル:ジョンパート)
■高野健人さん(ギター&ボーカル:ジョージパート)
■ナカノサキさん(キーボード&ボーカル)
前述したとおり、今回のステージでは、ナカノサキさんが加わっていらっしゃいましたので、中期、後期のナンバーも多く演奏されました。
ナカノサキさんは、多才な方だとつくづく思ったし、時折ジャズの香りも漂わせるプレイぶりは、見聞きする人々を飽きさせることがありません。
ジョン・レノンのコーナーでも、非常に生きていたと実感しました。
また、『サオリンゴスター』と、自ら名乗りつつも、実は金澤沙織さんが、ジョンの大ファンだということを私は知っておりましたので、いつにも増して目の輝きが違っていたように感じたし、追悼とはいいながら、幸福感漂うプレイを見せてくれました。
これも、ジョン・ラブの気持ちが本当に強いからでありましょう。
バンドの中心メンバーであるポールパートの手島正揮さんは、さすがの貫禄であり、この日ばかりは!と、普段とは異なるジャズベースを使用されていたのも印象的でした。
さらに、ジョン役として熱演を繰り広げた柿嶋潤さん。
ほとばしる汗と共にギターに心を込めた高野健人さんと。
皆さんに、改めて拍手を送りたいと思います。
こうして、ビートルズを、ジョン・レノンを愛する人達とひとときを共にできた。
私にとって、非常の歓びでありました。
出会いをくれたジョンに感謝ですね。
ありがとう!