作詞者と作曲者、ロック界のみならず、最強のコンビといえば、Lennon & Mccartneyだと言ってもいいと、私は思っています。
この2人が世界へもたらしたインパクトは並外れていた。
時に批評をし合いながらも、信頼しあっていたのではないでしょうか。
さて、私はかつて、ジョンが演奏者としてのポールについて語っているシーンを見た記憶があります。
ジョンは、演奏者としてのポールの才能を非常に高く評価していたようです。
ポールは、いわゆるマルチプレイヤーの部類に入るかと思いますが、どの楽器をやらせても水準が高いですね。
さらに、そこはかとないポール節が挿入されている。
そんなポールの腕前を、誰よりも高く買っていたのがジョンだと言えそうです。
しかし、このジョンの発言にはオマケがついていて、「ただ、曲づくりは、もっと勉強したほうがいいね」・・・と。
いやいや、実にジョンらしい皮肉のこもった言い回しです。
実際には、ジョンほどポールの曲づくりの才を知っていた人物は、この世に存在しないことでしょう。
レノン&マッカートニー。
もう二人の共演は見ることが出来ませんが、たくさんの思い出を残してくれた。
それは、世界中の人々、一人ひとりの胸の中に、それぞれの形で永遠に残ることでしょう。
ジョンとポール。
きっと、いつかはもう一度一緒になる運命が待っていたのだと、私は思っています。
ジョンが凶弾に倒れたことで、叶わぬ夢となりましたが、たとえば夜のひととき、自分の中で想像してみたい気がします。
いま、ジョンとポールが一緒のプレイしたら、どんなだっただろうか?と。