アラン・パーソンズ・プロジェクトという名前を聞いたことのある方々もいらっしゃると思います。
文字通り、アラン・パーソンズを中心とした音楽制作のプロジェクトで、多くのアルバムを発表しています。
しかし、元々アラン・パーソンズは、エンジニアであり、アレンジやプロデュースなどを本職とする存在でありました。
エンジニアとして手がけた作品は、まさにロック史に残る珠玉の作品達。
ビートルズをはじめ、あのピンク・フロイド、あるいはアバのアルバムも手がけています。
アラン・パーソンズは、天才エンジニアと言われ、今のように最新式の録音機材がなかった時代においても、素晴らしい音響を創作し、エフェクト効果なども自在に操っていました。
彼が手がけたビートルズのアルバムをあげてみると、ホワイト・アルバムとアビー・ロードとなります。
いずれも、傑作中の傑作ですね。
また、ピンク・フロイドのアルバムでは、ギネスブックに載ったことで有名な代表作「邦題:狂気」を手がけています。
ビートルズのアルバムのうち、どれが最高傑作なのか?
それは、一人ひとりの思いの中にあることでしょう。
一方、ホワイト・アルバムとアビー・ロードが、実に斬新性を持っていたことは、疑いようのない事実だと思います。
それを支えたのが、エンジニアとして参加したアラン・パーソンズであり、その功績は大きいと、私は思っています。
せっかくなので、そのアラン・パーソンズが、自らのチームで作った楽曲をひとつでも、ご紹介しておきたいと思います。
名曲、名盤は沢山ありますが、比較的ポップなナンバーで、哀愁のあるものを今回はセレクトしてみます。
The Turn Of A Friendly Card
邦題:「運命の切り札」から。
ビートルズの周辺から生まれた天才達。
本当に、どれだけの数がいるのか?
まだまだ、私の旅は、はじまったばかり。