FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

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リンゴのドラミングも印象的なTicket to Ride(涙の乗車券)

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ビートルズのオリジナルアルバムとしては5作目にあたるのが『Help!』。
1965年8月6日に、イギリスでリリースされたこのアルバムのA面7曲目に収録されたのが、Ticket to Ride (邦題:涙の乗車券)。
自分の元を去っていく彼女のことを歌ったナンバーですが、相変わらず当時のビートルズには元気がありますね。
エネルギーを感じます。

Ticket to Rideは、レノン=マッカートニー作品のひとつですが、実質的にはジョンの作品だと考えてよいと思います。

ジョンのボーカルも格好いいものがあり、またポールのバック・ボーカルが非常に効いているナンバーですね。

また、このナンバーを特徴的にしているのが、リンゴのドラミングではないでしょうか。
多少、つっこみ気味に入ってくる刻み方は、ポールが出したアイディアだと、後年ジョンが明かしているという話を聞いたことがあります。
とても、いい感じにドラムがインパクトを添えているナンバーのひとつかと。

このナンバーにおける個人的な思い出はといえば、ギターをおぼえ始めた時期に、まずイントロを弾いてみたいと考え、よく練習したものでした。
中学生時代以降、弾いたことはありませんが、多分今でも弾けると思います。

それくらいビートルズのナンバーというのは、躯に染み込むもののようです。
また、彼等との出会いが、小学校高学年から中学生にかけての時期だったことも、私にとっては大きかったと感じています。

こうして聞き返してみると、やはりヘルプ!というアルバムは秀逸だな!と、改めて実感します。
ビートルズの作品群にあっても、特別な位置づけにある。
私にとってのヘルプ!は、そういう思い出深い一作でもあります。

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