1970年代のロックシーンを代表するバンドのひとつとして、レッド・ツェッペリン(LED ZEPPELIN)の名前があげられると思います。
熱狂的なファンをもつカリスマと呼んでもいいかもしれません。
レッド・ツェッペリンを取り上げるにあたり、たとえばテーマにしにくいのが、Stairway to Heaven(天国への階段)かと。
あまりにも、ベタ過ぎると申しますか・・・。
このナンバーほど、原曲名ではなく、邦題で呼ばれる頻度が多いものも珍しいのではないでしょうか。
それくらいに、ひろくヒットしたという証かもしれません。
私が育った時代は、いわゆるギタリスト黄金期とでもいうもので、必然周囲にはギター小僧があふれていました。
その多くが、天国への階段をコピーしていましたね。
イントロしか弾けない人。
一応、弾けるけれど、ただ弾いている人。
見事に再現している人。
達者な上に、オリジナリティーを加えて味付けしている人・・・と。
文化祭などでも、高校生バンドとして天国への階段は、よく演奏されており、いろいろな味を愉しむことができました。
ただ、正直にいえば、今聴いても名曲だと思います。
私としては、個人的にはレッド・ツェッペリンⅡがお気に入りなのですが、天国への階段はレッド・ツェッペリンⅣに収録されています。
文化祭で、沢山聴いたと書きましたが、レッド・ツェッペリンをカバーする場合、やはりロバート・プラントのボーカルに迫れる人は、ほとんどいなかったですね。
ジョン・ボーナムのドラムしかり。
そう思うとき、やはりレッド・ツェッペリンは、グルーブ感あふれた強烈なバンドだったと、再認識します。
ロック史の一時代を築いた存在。
そう言っていいと思います。
ちょっと、思い出話になってしまい、恐縮です。