ビートルズのベストアルバム、一般的には、「赤盤」、「青盤」と呼ばれているものがありますね。
このふたつの作品は、単なるベスト・アルバムというだけでは勿体ないようなものであり、曲のセレクトもお洒落だと思います。
さて、この赤と青・・・。
ちょっとした意味があることをご存知でしょうか?
ビートルズ出身の地、リバプールを考えたとき、その答えが見えて来るように、私は思っています。
リバプールという港町は、後年ジョン・レノンが、「ワーキング・クラス・ヒーロー」というナンバーをつくったことでも分かるように、裕福な人々が住む町ではなく、失業者も多く、週末のフットボールだけが楽しみ!という歴史が脈々と続いてきた場所でした。
その生活習慣は、いまもなお引き継がれています。
リバプールを代表するフットボールクラブには、有名な2チームがあります。
リバプールとエバートン。
リバプールのチームカラーは赤で、エバートンは青。
言い伝えられているのは、ジョン、ジョージ、リンゴは、リバプールファンで、ポールはエバートンファンだったとのこと。
そんなこともあり、おそらく、いや間違いなく、対になったベストアルバムは、レッドとブルーに分けられたのだと、私は考えています。
余談ですが、直近でポールが来日公演をした際、会場にエバートンのユニフォームを着たファンの姿が沢山ありました。
おそらく、かなりコアなファンなのでしょうね。
さらに、余談ですが、私が持っているユニフォームは、すべてリバプールです(笑)
ポールの前に、リバプールのユニフォームを着て現れたら、どんな表情をすることでしょう(*^。^*)
きっと、喜んでくれるはず。
世界的なバンドとして、有名になってゆくビートルズでしたが、やはり根っこの部分では、故郷を思う気持ちは、消えていなかったのですね。