1967年、ピンク・フロイドは結成されていますが、その中心的人物でありカリスマといえば、シド・バレット。
天才という言葉が、すぐに浮かびます。
今日、1月6日は、そのシド・バレットの誕生日。
ハッピー・バースデー!シド!
シド・バレットは、1946年生まれですので、存命であれば、73回目の誕生日となります。
まだ、ビートルズが現役だった時代。
シド・バレットを中心とするピンク・フロイドは、サイケデリックの旗手として、ロック史に重要な役割を果たします。
あまりにも圧倒的な存在感を放つシドは、周囲の注目が高まり、求められるものが増幅するほどに、精神的にも追い詰められていったようです。
シドが全編にわたって参加したピンク・フロイドのアルバムは一作しか存在しません。
セカンドアルバムの制作中には、既に音楽活動を継続できる状態ではなかった。
しかし、シド・バレットが抜けた後、ピンク・フロイドは世界的な大成功をおさめ、文字通り巨大なバンドとして君臨します。
その彼等の体内に、常に宿り続けたのが、シドの存在だと言っていいでしょう。
実際、シドのことを描いている作品は、かなりの数存在するし、アルバムのコンセプトがシド・バレットだと言っていいものもあります。
後年、ピンク・フロイドの各メンバーがインタビューを受けているものがフィルムとして公開されていますが、彼等に共通しているのは、シドを愛しているということ。
おそらく、いや間違いなく、シド・バレットという一個の天才がいなければ、ピンク・フロイドの成功もなかったと、私は思っています。
多感な時期を過ごしていた頃の私は、かなりシド・バレットに影響を受け、オリジナル作品を創る際にも、相当意識していたという思い出があります。
シドについては、語り切れない思い出がありますが、今日は誕生日。
おめでとう!
彼が残した作品に包まれて、今日この日を過ごしたいと思います。
シド、ハッピー・バースデー!