FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

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アルバム ジョン・レノン

賛否両論あったジョン・レノンのマインド・ゲームス

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1973年に発表されたジョン・レノンのアルバム「マインド・ゲームス:Mind Games」に関しては、その評価がかなり分かれていたようです。

ジョンの近くにいた人々の中でも、好き嫌いが割れているようで、あくまで世間の評判という点では、傑作!とは言われていない作品かと思います。

しかし、このアルバムに否定的な人々も、単体の作品としては優れたものがある・・・ということは認めています。

印象的なものは、やはりアルバムのタイトルにもなった冒頭の1曲、マインドゲームスでしょうか。

ジョンは、アメリカへ渡り、積極的に平和活動を展開しますが、その輪が拡がることで、若者達が暴走し、警察と衝突することには、かなりの危惧を覚えていたようです。

おそらく、マインド・ゲームスは、そんな背景、ジョンの思想もあっての作品でありましょう。

暴力に訴えてはいけない。
心の中の戦いを挑むのだ!と。

ジョンがもっと長生きしていたら・・・政治の世界へ行っていたかもと語る人々もいますが、私はそうは思っていません。
シンプルな音楽の世界へ帰って来ていただろうと、想像しているのです。

ジョンは、一時期、ドラッグにも手を出し、精神療法も受けていた時期がありました。
しかし、おそらくは、時代と共に、心の安寧を取り戻し、音楽世界に戻っていた。

私には、そう思えて仕方ないのです。

さて、ビートルズファンにとっての永遠のテーマであり謎は、「ビートルズが再結成する可能性はあったのか!?」ということ。
このことについては、今後、私なりに、いろいろな視点から、考えをまとめていきたいと思っています。

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