Peter Gabriel
1970年代には、数多くの興味深いバンドが誕生していた。
ジェネシスもそのひとつ。
このジェネシスのオリジナルメンバーであり、ボーカルを担当していたピーター・ガブリエル。
これほどまでに才能に恵まれた人は稀だと言っていいだろう。
ジェネシス時代のピーター・ガブリエルは、独特の存在感を放ちつつ、ある意味奇抜なメイクやファッションで人々を驚愕させた。
ピーター・ガブリエルのファッションには、ジェネシスのメンバーでさえ引いていたという話があるほどだ。
ただ、目を閉じたとしてもピーター・ガブリエルをメインに持ったジェネシスの音楽は素晴らしいものだった。
ジェネシスでの活動に終止符を打って以降のピーター・ガブリエルは、精力的にソロアルバムを発表しており、その1枚、1枚の完成度が非常に高い。
名盤と呼べるものが数多くあるのだからお手上げである。
ピーター・ガブリエルは別世界、別次元の人。
そんなイメージを抱いていた著者だが、彼のステージを経験する幸せに恵まれた。
あの時、見ておいてよかった！と、今でも思う。
75歳ということで、アーティスト活動も晩年ではあるが、ピーター・ガブリエルの健康と幸せを祈りたい。
Happy Birthday.