FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

ザ・ビートルズとその周辺

ソングス ジョン・レノン

恋する二人 I Should Have Known Better(アイ・シュッド・ハヴ・ノウン・ベター)

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ビートルズ3枚目のアルバムである『A Hard Day's Night』のA面2曲目に登場するのが、I Should Have Known Better(アイ・シュッド・ハヴ・ノウン・ベター)。
邦題では、『恋する二人』として知られています。
まずは、イントロから全編を通して流れるジョン・レノンのハーモニカが非常に印象的ですね。

このナンバーもレノン=マッカートニー作品ですが、実質的にはジョンの作品とされています。

詩の内容としては、邦題がよく表しているように、そのまま読めばかなりストレートな恋の歌となっています。

君みたいな娘に出会ってしまったならば
ひとつひとつの仕草まで好きになってしまうよ
・・・というような若き恋を軽快なリズムに乗せて表現したものです。

このナンバーにおけるジョンのボーカルも聴かせどころですね。
アマチュアで、ビートルズのコピー、カバーバンドをされている方々も、結構このナンバーをレパートリーにされているケースが多いのではないでしょうか。

演奏面では、ジョージ・ハリスンが12弦ギターを使用しており、そこにジョンのアコースティックギターが被ることで、独特の風味を醸し出しています。

このナンバーもやはり、初期のビートルズにおけるエネルギーを非常に感じさせるもので、聴いていて気持ちがいいですね。

映画においては、列車で移動中の貨物置場、その檻の中で演奏するシーンとして取り上げられており、名場面のひとつと言っていいと思います。

短い中に、初期におけるビートルズの魅力を凝縮した作品のひとつだと言えそうです。

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