FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

ザ・ビートルズとその周辺

ランキングって何だ!?/過小評価されているドラマーを考えてみる

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冷える。
2月だから当然といえば当然だが、そこに花粉のダブルパンチで著者は震えているのだ。
などと、どうでもいい話だが、今回はドラマーについて触れてみようと思う。
無論、ごく少数のタレントをピックアップする形である。

ランキングというものは、いったいどうやって見ればよいのか?
あるいは、どう受け止めればいいのか?
著者は、ランキングといっても選んだ者の主観なり、出版社であればそこに意図が働くから、薄目で見る方が丁度いいと考えている。
だが、それでも見てしまう自分が哀れだ。

ランキングといえば、いろいろな媒体で取り上げられており、例えば「偉大なギタリスト100人」みたいな企画はよく目にする。
ローリングストーン誌などのランキングは、おおいにメジャーだと思うが、そこも得てして迷走することはある。
嘘だろ!というランキングが発表されたりと。

ただ、ことドラマーに関しては、全部とは言わないが、どこがやってもほとんどはジョン・ボーナムがトップだ!
ボンゾと呼ばれた名ドラマーの評価は高い。
しかし、このボンゾについて「彼は過小評価されている」と述べた人物がいたらしい。

ジョン・ボーナムといえば、レッド・ツェッペリンでの活動があまりにも有名である。
このバンドは、ジョン・ボーナムがいたからこそ!と言えなくもない。
例えば、ジョン・ボーナムの場合、単純なエイト・ビートを叩いても聴く者を気持ちよくさせる。
何なら、一発だけでも気持ちいい。

実際にジョン・ボーナムと行動を共にした人の動画を見たが、どうも彼は酒乱らしい。
酒乱は、実際面倒くさいし、害ではある。
しかし、酒乱であることとドラマーとしての力量は分けて考えるべきだと著者は思っている。
ジョン・ボーナムが叩くドラムは、他の追随を許さず、誰のプレイとも異なる重厚感に満ちてもいる。
1970年代を彩ったレッド・ツェッペリン。
ジョン・ボーナムは、まさにバンドの心臓部だと言っていい。

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