ジェフ・ベックのことを一言で表現するのは難しいものがありますが、たとえば私の中ではこんなフレーズが浮かびます。
ギターの求道者。
ジェフ・ベックの手にかかれば、不可能な表現などない!とさえ思えてしまいます。
今日、6月24日は、そんなジェフ・ベックの誕生日。
ハッピー・バースデー!
ジェフ・ベックは、1944年生まれですので、75歳になりました。
ギタリスト黄金時代と呼んでもいいあの頃。
ジェフ・ベックは、『3大ギタリスト』の一人として名声を得ていました。
この呼称は、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジもそうだったように、ヤードバーズに所属していたことに由来すると思います。
同じバンドから、次々と輩出される名ギタリスト達。
ジェフ・ベックは、そのキャリアの中で、いろいろなギターを使用していますが、このところはストラトキャスターがメインだと言っていいと思います。
このモデルは、ボリュームスイッチを操ることに長じているし、アームを自在に駆使するジェフ・ベックにとっては理想的なギターなのかもしれません。
私が、初めてジェフ・ベックのレコードを購入したのは中学生のときでした。
正直、圧倒されたし、へこまされもしました。
「こんなギター、弾けないだろー!」と。
キャリアを通じて、あくなき探究心を持ち、ギター道を歩み、その可能性を最大限に引き出して来たジェフ・ベック。
果たして、どこまで彼は飛んでゆくのか。
ギターという楽器に、無限の可能性を吹き込んだ男。
それがジェフ・ベックだと、私は思います。
誕生日にあたり、末永く、ジェフ・ベックが演奏活動を続けてくれることを祈ります。
おめでとう!